裁判所による調停について

裁判所による調停

民事調停のメリットは?


海と夕日

 

民事事件の紛争解決には、民事紛争と民事調停と2つの方法があります。このうち訴訟の方は、弁護士を立てて裁判を行う方法ですが、これにはやはり費用がかさみます。また、場合によっては、いきなり訴訟に持ち込むよりも、その前にまず相手と話し合って、その時に解決した方がいいこともあります。

 
この話し合いによる解決が、民事調停です。手続きが訴訟よりも簡単で、費用も少なくてすむのが大きなメリットです。流れとしては、どちらかが簡易裁判所に申立を行います。この人のことを申立人といい、申し立てられたひとを相手方といいます。その後、申立人と相手方に、裁判所から調停期日の呼び出しが来ますので、出頭して調停委員会にそれぞれの言い分を述べます。合意に達したら、調停調書が作成されます。これは、判決によるものと同じくらいの法的効力があり、この調書に従わなかった場合は、強制執行をかけることができます。これも、民事調停ならではのメリットです。

 
民事調停は特に、金銭の貸借や不動産、交通事故、あるいは借家絡みや近所のもめごとなどを巡る紛争の、解決の場として利用されます。また、お金を借りていて返済が難しくなった場合に、債権者と話し合いの場を設ける特定調停も、民事調停に含まれます。


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